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第一話 投稿者「沖田根中佐」
十数年前、私が独身のころ借りていたアパートでの不思議な体験です。
結婚が決まり、一人で新居に先に引越しました。2DKの一室のことです。夜、寝るときのこと。押入れのすぐ隣で布団を敷いて寝ました。
結婚前のいろいろな煩雑な手続き等を済ませるべく、忙しい日々を過ごしていました。仕事も忙しく夜はへとへとになって寝ていました。
そんなある夜のこと。いつものようにあわただしい1日が終わって押入れの隣に布団を敷いて眠りにつきました。どのくらい時間がたったのでしょうか。
うとうとしていたとき、突然体を凄まじい力で吸い込まれそうになったのです。強烈な吸引力を持った何者かに吸い込まれそうになったのです!尋常な力ではありません。
吸い込まれる!と思って必死に体に力を入れて踏ん張りました!どれくらいの時間踏ん張っていたかわかりませんが、そのうちその吸引力は消滅しました。くたびれ果ててそのうちに眠りに入ってしまいました。結婚して、配偶者と暮らすようになってからはこのような現象は全くありません。なんだったんでしょうか。不思議です。
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第二話 投稿者「沖田根中佐」
これも二十数年前のことです。私が私の実家で暮らしていたころのことです。
そのころ実家は二階建ての家を新築したてのころのことだったと思います。ある、夏の暑い夜のことでした。
深夜、突然誰かにお腹のあたりを手のひらで3回「パン・パン・パン」と叩かれました!。もちろん両親は階下で休んでいましたし、ほかに誰かいたわけではありません。両親がそんなことする合理的な理由がある訳がありません。不思議です。
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第三話 投稿者「A」さん
怖い話ですね、実はこの前2つ遭遇してしまいました。
1回目は夜寝ていて何か人の気配で目がさめると・・部屋の入り口に黒い帽子をかぶって黒いマントを着た男の人(たぶん)が立っていて自分では思いっきり「キャー」って言ったつもりだったのに違う部屋でテレビを見ていた旦那には聞こえなかったって・・怖くて布団をかぶってしまいその後のぞく勇気はなくてそのまま寝てしまったようです。
2回目は学校で・・今年度は子供の通っている小学校でPTAの役員を引き受けたので春休み中からいろいろと準備で学校に行くことがありました。
他の役員さんから「ある資料の内容を確認するのを忘れたので明日までに確認しておいて」と頼まれたので一人でだれもいない学校のPTA室に行きました。
一人で資料を見ていると・・PTA室の隣の部屋の音楽室からピアノの音が。怖くなって部屋から逃げようと思ったけど逃げるにはどうしても音楽室の前を通らなくてはならなくて足早に通ろうとしたけどやっぱり気になって音楽室をチラッと見てしまった。そしたら髪の毛が肩まである女の先生・・。「見かけない先生だけど新任の先生か・・」とそのときは思った。
そして何日かあとの入学式に出席する事になっていたのでそこで改めて確認しようと思ったのです。で・・入学式には全部の先生がいらしたのだけどあの時見たあの女の先生はいなかったのですよ・・今でも思い出すとぞ〜とします。
今までこんな風なことは無かったのにここ最近ですね、いろいろ遭遇しつぃまったのは・・。
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第四話 投稿者「沖田根中佐」
三回お腹のあたりを叩かれる、という現象は結婚してからも1回だけありました。
子どもが生まれて1年たったころの家族旅行の時のことです。家族三人で宿泊場所を決めないで現地の宿泊案内所で紹介してもらおうという行き当たりばったりの楽しい旅行でした。
夕方になり、とある市の観光案内所で宿泊場所を紹介してもらいました。結構、ランクが上のところだったように記憶しています。その旅館に着いて豪華なロビーがあったのを覚えています。部屋に案内されて最初に思ったのは「チョッとやな雰囲気だな」でした。配偶者には「変な感じ、しない?」と言いましたが、「全然!?」でした。気のせいか。
夜のことです。例の3回「パン・パン・パン」です!朝、配偶者に言ったら、そんなことはなかったと、言っていました。ずいぶんいろんなところに宿泊しましたが、部屋に入っていやな感じをしたのは、そこのところだけです。いまは、もう、そんな不思議な体験はしていません。不思議ですが、その時、怖くはないのですね。これも不思議です。
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第五話 投稿者「沖田根中佐」
実家にいたころの話です。例の2階でやっぱり夏の夜でした。
寝苦しい夜だったように覚えています。二階の窓を開けて寝ていました。部屋のドアも開けっ放しでした。深夜、寝返りをしたとき、ドアのところに人が正座しているのが見えました。
こちらのほうを向いていて、ジーッと見ているような気配です。夢を見ているのか現実のことなのか判別しませんが、今考えると夢ではなかったように思います。外の光が逆光になってシルエットだけが真っ黒に浮き出ていました。そのときは不思議に感じませんでした。
なぜなら、そのシルエットは母親だったからです。
私は、なぜ母親が深夜階段を上って二階まで来て、正座しながらこちらを見ているのか深くは考えないで、そのうちに眠ってしまいました。
翌朝、一階で寝ていた母親に「夕べ二階に来なかったか?」をたずねました。「いいや、行っていないヨ」でした。二階に行く合理的な理由は何一つないことを、お互いすぐ理解し合えました。今では、母親は体を壊して健康面で不安はありますが元気で過ごしています。じゃ、あのシルエットは何だったんでしょう。不思議です。
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第六話 投稿者「沖田根中佐」
私が高校生三年生のころのことです。当時、ギターにはまり込んで夜遅くまで練習していました。練習は実家の庭に立てたプレハブ作りの勉強部屋でした。定番のクラシックの練習曲だったと思いますが、ポロン、ポロンと間違えながらも楽しくやっていました。
弾いていたギターは父親が一人暮らしをしていた私の兄のところから持ってきた物で、兄も誰からもらったのかは今となってはわかりませんが、相当古い代物で外国製だったように記憶しています。私が弦を張り替えて練習するようになったのです。
そんなときのことです。やっぱり夏のことです。当時、平屋だった母屋にギターの練習を終えて寝るために戻りました。クーラーもない時代のことです。窓や縁側の雨戸なんて閉めないで開けっ放しでした。
母屋から勉強部屋まで3mもはなれていません。夜遅くまでやっていたので神経が張り詰めていたのでしょう。なかなか眠りにつけませんでした。すると、どこからかギターの音が聞こえてきました。
近所でやっぱりギターを弾いている人がいるんだなとそのときは思いました。その音を聞いていると初心者のようです。私と同じで、たどたどしさが音色でわかりました。さっきまで私が練習していた曲と同じなのがしばらくするとわかりました。「次のところでこんな風に間違えたな」と思っていると、その音も全く同じに間違えたのです。「?」ですよね。私はどこからその音が聞こえてくるのか突き止めようと布団の中で耳を澄ませました。なんとさっきまでいた勉強部屋から聞こえてくるではありませんか。このときはさすがにゾッとしました。
翌朝、ギターを手にとって見ましたが、ただのギターにしか思えませんでした。音が聞こえたのはこの一回だけです。このギターは一年後の大学時代までありましたが、酔っ払った友人に叩き壊されて捨ててしまいました。なんとも理由がつかない体験でした。不思議です。
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第七話 投稿者「沖田根中佐」
私は大学に入学するとすぐ、公立高等学校の宿日直を代行するアルバイトを始めました。学校の戸締りや夜間巡視などの仕事です。今はアラームシステムがどの学校でも導入され、宿直はなくなったようですが。戸締りや夜間の校舎巡視が終わるとあとは暇になります。やることは電話番と朝、玄関の鍵を開錠することくらいです。酒を飲んだりマージャンをやったりしました。当然、マージャンをやるからには友人を誘うわけです。不謹慎極まりないのですが、若造に怖い物はありませんでした。
ある夜のことです。友人と徹夜麻雀で二時を過ぎたころのことと覚えています。はじめのころはワイワイガヤガヤやっていたのですが、この時間になると疲れが出るころで、皆、無口でパイを打つ音だけが部屋の中に響いていました。パイの音以外で聞こえてくるのは「ポン」「チー」「・・・ロン!」くらいでした。麻雀をやっている部屋から廊下を隔てて職員室がありました。不思議な声がこの職員室から聞こえてきたのです。
「ボソボソ・・ボソボソ・・・」
私にはハッキリ聞こえました。大きな声でした。他の三人も聞こえたようです。なぜなら他の三人とも一斉に職員室のほうに顔を上げて見たからです。「今の聞こえたか?」「うん!?」「おお!」四人は言うが早いかダッシュで職員室の電気をつけて確認しました。
誰もいませんでした。誰かいたんでしょうか。空耳ではないことはハッキリしています。不思議です。
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第八話 投稿者「沖田根中佐」
私が小学校三年生のころだったと記憶しています。夏休み中のことでした。
母方の祖父が亡くなりました。悲しいとか寂しいとか、祖父には申し訳ありませんでしたが、まったく感じませんでした。従姉弟と危篤から臨終に至るまで、母親の実家のある河原で泳いだりして楽しく遊んでいました。そうこうしているうちに祖父が亡くなり通夜が営まれました。
その夜、親族の者が祖父の安置してある座敷で寝ることになりました。私は怖いとか恐ろしいとかまったく感じませんでした。身内の死という感覚がわからなかったのでしょう。私は祖父の棺から丁度5mくらい離れたところに平行に布団を敷いてもらい眠りました。小さい豆電球と蝋燭の明かりで棺のある座敷はボーっと明るく、棺がはっきり見ることができました。
どのくらい時間がたったのかわかりませんが、私は目が覚め祖父の棺の方を見ました。棺を見下ろすようにこちらに背を向けてたっている祖父を見ました。「ああ、自分自身を見ているんだな」とそのときはなんとも冷静に考えていました。そのうちに眠ってしまったようですが、今となっては現実のことなのか夢うつつのことなのかハッキリわかりません。
翌日、葬儀がありました。そのころの祖父の埋葬は土葬でした。墓地まで野辺送りし、深く掘られた穴にまさに入れようとしているとき、
私の父親が「最後の別れだ」と私たち兄弟に棺の蓋を開けて祖父の最期の顔を見せてくれました。祖父の顔は真っ白でしたが穏やかな顔だったと記憶しています。棺には釘が打たれ深い穴に入っていきました。
実父を亡くした母親の横顔を覗くと、涙が一滴流れて土の上に落ちました。 そのとき初めて人の死というものを実感しました。
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第九話 投稿者「沖田根中佐」
第八話の後日談があります。
葬儀が終わっても母親はしばらく実家にいましたので、私たち兄弟は従姉弟と遊んで暮らしていました。そこの家は川のすぐそばにあったたため、堤防が庭先にありました。私たちはそこに上って飛び降りたり走り回ったりしていました。
ある時、私はバランスを崩して仰向けに3m位のところから落ちてしまいました。下は石がゴロゴロしていて打ち所が悪ければ大怪我必至です!バタンと仰向けに落ちた私は普通ならギャー!ですが、ふんわりと落ちました。石が丁度うまい具合に骨に当たらなかったんです。瞬間助かったと思いました。
このとき脳裏に守られた!と幼心に思いました。
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第十話 投稿者「TR」さん
身内で不思議な体験をした人がいるのでそのお話です。今は大工をやめて隠居生活をしている義父の怖いような不思議な体験談です。
ある人から家を建ててほしいと依頼がありました。「鬼門に玄関を、トイレやお風呂(水回り)も、悪い方角にしてくれ。」と頼まれました。
父は田舎の家を建てることが多く、特に風水的な面を気にする方で、アドバイスもしましたが、希望どおりにしてほしいということで、「変わった人やな」と思いながらも、仕事なのでしかたなくいわれたとおりの設計で引き受けることにしました。
家を建てはじめると、大工歴数十年の父が仕事中に工具で怪我をしたり、建造物から落ちたりとトラブルが続きました。いやな予感を感じていたある日、災いは大きなものとなってやってきました。依頼主の息子さんが山で遭難し、行方不明になってしまったのです。
やはり風水を無視したことが裏目にでたのではと思います。それからその家は未完成のままになったそうです。
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