
このページでは、江ノ島電鉄の車両を紹介します。
1997(平成9)年、東急車輛製のレトロ調車両。ダブルルーフ調の屋根に、装飾文様と大正期の車両をイメージさせているが、当社初のシングルアームパンタグラフを搭載と、新機軸も盛り込まれている。在籍は2編成4両。その後の増備も見込まれたが、しゃれた外観が多大なコストを生み出す結果となり、その後は後述の20形として誕生している。
11号
撮影場所 鎌倉藤沢線 江ノ島〜腰越 間
19(平成)年に東急車輛で製造された10形のコストダウン車両。500形の置換えを行なうため、2編成4両が登場している。基本設計は同様であるが、単純屋根に装飾文様の省略と言った違いが出ている。この車両から、方向幕にLEDを使用するようになった。
21号
撮影場所 鎌倉藤沢線 鎌倉高校前〜七里ヶ浜 間
現存する編成は、それぞれ前身が異なる。まず303+353号は1929(昭和4)年、雨宮製作所製の101形がその前身。1957(昭和32)年に103・104号を連接改造した。305+355号は1960(昭和35)年に東横車両にて製造されたもの。但し、台枠などは京王帝都電鉄の2000系のものを流用している。また、写真の304+354は現在廃車されているが、この編成は1931(昭和6)年に新潟鐵工所で製造された106形106・109号を1958(昭和33)年に連接車改造したものである。当初はそれぞれ外観が異なっていたが、その後の改造で同一の車両になった。1989(平成元)年からカルダン化・冷房改造が実施されている。現在、2編成4両が活躍する。
304号
撮影場所 鎌倉藤沢線 鎌倉高校前〜七里ヶ浜 間
1956(昭和31)年に東洋工機でまず1編成2両が製造された。その後、1957(昭和32)年に東急車輛で更に1編成2両が増備され、2編成4両が出揃った。1989(平成元)年からカルダン駆動化改造を受けたが、冷房改造は見送られている。正面5枚窓のヨーロピアンスタイルとして人気を博したが、冷房改造が行なわれなかった事が災いし、全車廃車され、在籍は0編成0両。
502号
撮影場所 鎌倉藤沢線 江ノ島
2006(平成18)年に東急車輛で製造された。在籍は1編成2両。300形の置換えを目的にした新鋭車両。江ノ電初のインバータ制御車でありながら、その車体デザインは旧500形を髣髴とさせる丸みを帯びた、半流線型となっている。本来であれば、2000形に続く3000形を名乗るところであったのだが、500形の人気が高く、その復活を望まれていた事から、形式、車号をそのまま流用した。今後、300形の置換え用に増備される事は確実だろう。
501号
撮影場所 鎌倉藤沢線 未定
1979(昭和54)年から1987(昭和62)年にかけて、東急車輛で製造された、江ノ電48年ぶりの新製車両。形式としては1000形で統一されているが、1・2次車、3次車、4・5次車はそれぞれ概観などが異なるため、ここでは便宜上別形式としてある。1・2次車の在籍は3編成6両。第1編成は登場時非冷房であったが、直後に冷房改造を行なっている。
1101号
撮影場所 鎌倉藤沢線 七里ヶ浜〜稲村ヶ崎 間
1983(昭和58)年に東急車輛で製造された1000形の3次車。基本設計を2次車と揃えて製造されたが、前照灯に変化がある。3次車としての在籍は1編成2両。
1201号
撮影場所 鎌倉藤沢線 〜 間
1986(昭和61)年から翌年にかけて、東急車輛で製造された1000形の4・5次車。車体は3次車を踏襲しているが、それまでの吊り掛け駆動からカルダン駆動に変化している。4・5次車の在籍数は2編成4両である。
1502号
撮影場所 鎌倉藤沢線 鎌倉高校前〜七里ヶ浜 間
1990(平成2)年から1992(平成4)年にかけて東急車輛で製造された。在籍は3編成6両。大型の前面窓と季節ごとに絵柄が変わる方向幕が特徴。車内両端の座席はクロスシートになっており、前面展望を考慮されている。
2002号
撮影場所 鎌倉藤沢線 鎌倉高校前〜七里ヶ浜(峰ヶ原信号所) 間
江ノ島電鉄の保存車両。
現在、連接車の冷房車が活躍する江ノ島電鉄であるが、その昔は単行車や連結車なども運転され。非常にバラエティーに富んでいた。現在、極楽寺検車区には1980(昭和55)年に廃車となった106形108号が動態保存されている。営業当時タンコロと呼ばれていた事から、江ノ電の電車祭りを通称タンコロまつりと呼んでいる。この日に限り、車庫内での展示がなされている。その他、1970(昭和45)年から活躍していた600形(元東急80形)が東急世田谷線宮の坂駅前に塗装のみ東急色に塗り替えて展示している。