君がいた季節・・・。

#3;「名古屋鉄道神光寺駅・・・記念写真は駅前で。」


名古屋鉄道美濃町線は、現在、岐阜県関市の関駅まで走っているが、つい数年前までは、その名の通り、美濃市まで走っていた。
新関〜美濃間唯一の交換駅であった神光寺駅はまた、同区間唯一の通学生の利用する駅であった。

電車通学していた、中濃西高校のことは、各鉄道誌に紹介され、余りにも有名であったが、
駅の横に建っていた中学校の存在は知ってはいても、電車通学ではなかったので、気にとめる人も少なかったようだ。

 新関〜美濃間廃止が間近に迫った3月のある日、昼だと言うのに、中学生がぞろぞろと帰り始めていた。そんな中、この少女たちは突然、駅で記念写真を撮り始めた。

 

 何故か、みんな、使いきりカメラ(レンズ付きフィルム)を持っていた。交代で何人かずつ記念写真。最初は、電車がなくなるからかな?程度にしか考えていなかった。

 記念写真を撮っているときに声をかけるのも無粋だなぁ、と思って、遠巻きに撮っていたのが、いつの間にか、公衆電話から電話を掛け始めた。
 そして、1人、また1人と親の車で帰って行った。それなら、と・・・。

 何人か帰ってしまった後、暇そうに話をしていたので、ついつい悪い癖(^^;が出てしまい、踏切に並んで写真撮らせてくださ〜い。と声をかけてしまいました。で、「どう並ぶ?、誰が真ん中?」とこの様子。楽しそう(^^;。

 

 で、落ち着いた結果がこれ。う〜ん、もうちょっとポーズをつけてもらったらよかったかも知れない。でも、廃止直前の路線でこんな事していたのって、一人だけだったなぁ(爆)。

 

 卒業式だったんだって。この日が。
 写真撮らせて、って言ったおにいさん(オッサン?)のこと、憶えているかなぁ・・・。

 こんなおにいさん(?)の事はどうでもいいけど、いつまでも電車が走っていた事、忘れないでいてほしいなぁ。

 


 名鉄美濃町線の末端区間、新関〜美濃間は、朝夕の通勤通学ラッシュ以外は閑散としていて、1時間に1本の電車が走っていると言う、のどかな所でした。日中は590形が1両、行ったり来たりの運用で、車両の変化もなければ、特段変わった電車が走っているわけでもない路線でした。
 それでも、初めてこの路線を見た時、特に下有知の軌道を見た時の衝撃は今も忘れません。それから美濃町に通い続ける事になったのです。

 その後、毎月のように通い続けるうちに、沿線の状況と言うのが分かり始め、そして、神光寺の学校の事も気付く事になったのです。

 新関〜美濃間の廃止が決定してから、途端に沿線にカメラを持った人が増えました。それまでの静けさはどこへ行ったのか・・・。と思ってみたりもしました。
 この日を最後の訪問日にしよう。と思い出かけました。車両の写真はそれまでにいくらでも撮っている。ちょっと視点を変えてみよう。そんな思いで、神光寺に立ちました。自分なりに「遊んで」みましたが如何でしょうか。


君がいた季節・・・ へ

 

 

 

【運営会社「パラダイムシフト」サービス】

無料ホームページ   携帯ホームページ   無料ホームページ作成   レンタルサーバー   ブログ   ホテル   アンドロイド   レップチェッカー   旅行情報   格安国際電話   宿泊料金比較