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心のタンス
わたしの心のタンスに
しまい込んでいた
道化師が戯けた表情で出て来ました
大きな風船につかまり
クルクル回る道化師……
時間を忘れ クルクル回る 回る
そして
再び
人生の悲哀を季節の中におし込めて
そおつと
道化師は眠りにつきました
そしてまた
わたしの心のタンスに
雨の子
お空から小粒な 小粒な
雨が降って来ました
雨の子が
おいたをして
お母さんに叱られて泣いております
お母さんに叱られて……
雨の子が
……………………
お空から小粒な 小粒な
雨が降って来ました
雨の子が
ちょつといじけて
如雨露で…
小粒な雨を降らしています
雨の子が
……………………
一杯のコーヒー
一杯のコーヒー
青春の………
一杯のコーヒー
人生の………
一杯のコーヒー
君を…………
そして
あなたに入れていただいた
一杯のコーヒー
わたしの心を慰める
……………………
旅人
旅人よ、旅人よ
春風に乗って凍る大地を溶かして
広い大地に時間の流れに生命を注ぎ込んで
あなたの奏でる明るいメロデイーが
やさしく包んで
野に咲く花も微笑みたまふ
小烏達は春を讃え合い
春は大地と喜び合い抱き合う…………
あ〜あ〜
春は生命を育み…………
旅人よ 何処へ
あの 広いお空に浮かぶ
時間に乗って
何処に行くのか
旅人よ………
旅人よ……
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